葛飾区美術会と葛飾総合高校との交流のひとつとして体験的な美術学習機会が設けられました。
その一回目としてイラストレーターでもある松田素子会員による授業が過日実施されました。
「イラストレーターとしての仕事について」
- 自己紹介 イラストレーターへの道のり
- 現在の仕事内容
- イラストレーターの仕事をするきっかけ
- 作品解説
- 仕事をしている上で大事にしていること
- いま高校生である生徒たちがアートに関わる仕事につくためにはどんな力を身につけておく必要があるか
- 生徒との交流
以上の内容をプロジェクターの映像を使っての話になりました。
・講師としての感想
２時限目の残り20分の時に、生徒さんが作り続けているところを見せてもらいました。自由な授業で、それぞれが自分の創りたい作品に取り掛かって制作しているところが、興味深かったです。
そっと「ちょっと質問していいですか?」など、具体的に聞いてくれる子がいたり、こちらから声をかけると屈託なく自作の説明をしてくれたり、伸び伸びした空気があって、真面目で、皆可愛く、それぞれに良い状態で伸びていってほしいなと思いました。進路に対する意志がはっきりしている子もおり、今揺れている子もおり… だそうで、揺れるお年頃ですが、皆本当に制作を楽しんでいる様子が伺われ、こちらも刺激をもらえたと思います。
このような機会を与えてくださり、本当にありがとうございました。
大手化粧品のイラストの仕事など海外でも活躍した松田会員の講義は具体的な経験をもっとにした説得力のあるエキサイティングな話であったことでしょう。
教師である加藤会員から後日生徒のアンケートを見せて貰いました。生徒たちの反響はとてもいいようでした。